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オレンジカメラ

カメラと一緒に外に出よう!

▶︎高野山の旅 03 金剛峯寺へ

金剛峯寺で撮影だ。三脚据えて、タイマー撮影。

○三脚はマンフロットのBフリー、すごく軽いやつ。

○まずはsummicron 50mm f2 のレンズからだ。
BodyのLeica M8の撮影画角は1.33倍だから、35mmフルサイズに換算すると、このズミクロン50mmは約67mm。
もっと丸めて、約70mm相当の焦点距離のレンズと言える。
○70mmのレンズというとポートレート用レンズだ。今回は、モデルさんもいないので、金剛峯寺の建物を撮る。

♦️絞り開放 f2 ss 1/350秒 ISO 160

 

♦️絞り f5.6 ss 1/60秒 ISO 160

 

♦️絞り f16 最大の絞り ss 1/10秒 ISO 160

○上の3枚の写真はどうかというと、絞りf2の写真はコントラストがかなり低目で、輪郭も柔らかい感じ。
これは、絞りf5.6の写真のコントラストと比べるとスマホでもわかるくらい、f2絞り開放の写真はコントラストがない。これは、このレンズが1956年製、65年くらい前のレンズということもある。特に、逆光の時にはフレアがすごいので、使い始めた頃は、バルサム切れではないかと目を凝らして、調べたくらい。

○以前もそうだったが、ズミクロン50mmは、f5.6まで絞ると絶妙な描写となることが多い。

○結論としては、個人的には、f5.6の写真がいい。コントラストも、輪郭、発色の具合もいい。f16まで絞ると、コントラストはやや向上するが、建物の輪郭、解像度は上がらず、むしろ柔らかめになる。解析という現象が起きたのかも知れない。

○やはり、このレンズは、f5.6とかf8で撮る方が、写真がパキッとなるのかな、と思う。

 

○次は、ELMARIT M 21mm f2.8 のレンズだ。このレンズではどうだろう。
このエルマリット21mmは、比較的新しいもので、15年くらい前の製造のものだ。

○いきなり、すごい描写力だ。

↓♦️絞り 開放f2.8 ss 1/125秒 ISO 160


↓♦️絞り f5.6 ss 1/30秒 ISO 160


↓♦️絞り f16 最大の絞り ss 1/6秒 ISO160

○以上の3枚の写真はどうでしょう。あまり変わらない感じですね。
○新しいレンズということもあり、よく調整されているんだと、感心しました。
まあ、逆に言うと、絞りは開放気味に出来るので、シャッタースピードを早められる。
○広角レンズなので解像度が高く設定されてますね。

 

<<<ワンポイントメモ>>> >>> >>>

テーマ 高野山金剛峯寺

まず、高野山という山はありません。ほんと‼️転軸山などの8つの山に囲まれた盆地を高野山と呼んでいます。

次に、金剛峯寺高野山全体のことです。高野山という盆地全体が一つのお寺なんですね。<高野山密教の仏様 ワニブックス から参照>

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○最後は、VOIGTLANDER SUPER WIDE-HELIAR aspherical 15mm だ。
このレンズも、10年くらい前の製造だ。アスフェリカルコーティングが効いている。
○超広角のレンズで人気がある。発色の良さが気に入っている。

↓♦️絞り f4.5 ss 1/45秒 ISO160


↓♦️絞り f8 ss 1/15秒 ISO160


↓♦️絞り f22 ss 0.5秒 ISO160

○どうでしょう?いいですね。いい描写ですね。かなり小さいレンズなのに、パンチ力があります。

○2枚目の f8の写真は発色、コントラストがいいですね。仮に、f22まで絞っても、解像度は上がりませんね。
まあ、f8の写真がもっともいいようですね

○御覧いただきありがとうございました。
いかがでしたか。絞り、つまりf値については、絞れば絞るほどいいとは言えない、ということですね。

 

○私はオールドレンズを使うときは、50mmレンズだと、開放、f5.6、f8で撮るようにしてます。
保険ですね。特にズミクロン50mmを使うときは、f5.6は必ず使います。

今回はここまで。


乞うご期待、‼️